「ヘーベルハウスは高い」——これはほぼ全員が知っている事実だろう。問題は「どのくらい高いのか」と「その金額に見合う価値があるのか」だ。
住まぽちへのLINE相談でも「ヘーベルハウスの見積もりにびっくりした」という声はよく届く。しかし同時に、「高いのはわかっているけど、それでもヘーベルハウスにしたい」という人も少なくない。
【住まぽち利用者の実例】ヘーベルハウス35坪の見積もりと決断
住まぽちを通じてヘーベルハウス「CUBIC」で建てたWさん(40代・東京都・共働き・子ども1人・35坪)の見積もりを紹介する。
「最初は木造で考えていたんです。でも住まぽちに相談したら『お住まいの地域は準防火地域ですよね。木造でも防火仕様にすると追加費用がかかるので、ヘーベルハウスとの差額は思ったほど大きくないかもしれません』と言われて。計算したら実質500万円くらいの差。60年住める耐久性を考えたら、ヘーベルハウスにしようと決めました」
住まぽち利用者 Wさん(40代・東京都・35坪・CUBIC)
Wさんの見積もり内訳(概算)
| 費用項目 | 金額 | メモ |
|---|---|---|
| 建物本体工事費 | 約3,500万円 | CUBIC 35坪 |
| 付帯工事費 | 約480万円 | 地盤改良50万円含む |
| 諸費用 | 約300万円 | ローン手数料・登記等 |
| オプション・外構 | 約400万円 | タイル外壁・外構込み |
| 合計(土地代除く) | 約4,680万円 |
見積書の読み方|ヘーベルハウスの特徴
ヘーベルハウスの見積書は「建物本体」「外装・外構」「付帯工事」「諸費用」に分かれている。注意すべきは「外壁メンテナンス費用」が初期見積もりに含まれていない点。ヘーベルハウスは築15〜20年で外壁の再塗装が必要で、その費用は200万〜300万円。60年住む前提なら、この修繕費も含めた「ライフサイクルコスト」で判断すべき。
ヘーベルハウスの坪単価と総額|2026年の相場
| 商品シリーズ | 坪単価の目安 | 35坪の本体価格 |
|---|---|---|
| CUBIC(キュービック) | 90万〜110万円 | 3,150万〜3,850万円 |
| 新大地 | 95万〜115万円 | 3,325万〜4,025万円 |
| RATIUS|RD | 95万〜120万円 | 3,325万〜4,200万円 |
高くても選ばれる理由|ヘーベルハウスの本当の価値
耐震性:大地震での全壊・半壊ゼロの実績
阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震——いずれの大地震でも全壊・半壊ゼロという実績。
耐火性:準防火地域で真価を発揮
「うちは東京の準防火地域だったので、木造だと窓や外壁を防火仕様にする追加費用が150万円くらいかかると言われました。ヘーベルハウスはALCが不燃材なのでその追加費用がゼロ。密集地に住んでいる人には、ヘーベルハウスは思ったより割高感がないと思います」
住まぽち利用者 Wさん
耐久性:60年住める構造
建て替え不要で長く住むなら、トータルコストは決して高くない。30年で建て替える前提の家と、60年住み続ける前提のヘーベルハウス。初期費用だけで比べるのはフェアではない。
【現場の視点】ヘーベルハウスを検討する人に伝えたい3つのこと
① 「準防火地域かどうか」で損得が変わる
住まぽちの相談データでは、準防火地域に建てる場合、木造との実質的な差額は一般地域より150万〜200万円縮まる。自分の建築予定地が防火地域・準防火地域かどうかは、自治体のホームページで確認できる。
② 外壁メンテナンス費用を初期計画に含める
ヘーベルハウスは「60年無料点検」を掲げているが、点検は無料でも修繕は有償。築15〜20年の外壁再塗装(200万〜300万円)は避けて通れない。住まぽちでは「月1万円の修繕積立」をおすすめしている。
③ CUBICが最もコスパが良い
ヘーベルハウスのラインナップの中で、CUBICが最もリーズナブル。2階建てならCUBICが第一候補。新大地やRATIUSは天井高や重量鉄骨のグレードが上がるため、坪単価も上がる。
ヘーベルハウスと他社の35坪総額比較
| メーカー | 構造 | 35坪の総額 |
|---|---|---|
| ヘーベルハウス | 鉄骨+ALC | 4,250万〜5,250万円 |
| 積水ハウス(鉄骨) | 軽量鉄骨 | 4,200万〜5,200万円 |
| ダイワハウス | 軽量鉄骨 | 3,800万〜4,800万円 |
| 住友林業 | 木造BF | 3,700万〜4,600万円 |
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Q. ヘーベルハウス35坪の総額はいくらですか?
A. 約4,250万〜5,250万円が目安です。住まぽち利用者Wさんの実例では、CUBIC 35坪で約4,680万円でした。
Q. ヘーベルハウスはなぜ高いのですか?
A. ALC素材コスト、鉄骨構造の材料費、60年無料点検のサポート体制コストが主因です。
Q. 準防火地域ではヘーベルハウスがお得ですか?
A. 木造で防火仕様にする追加費用(150万〜200万円)が不要になるため、差額が縮まります。Wさんの事例では実質500万円差まで縮小しました。
Q. 「60年無料点検」は本当に無料ですか?
A. 点検自体は無料ですが、修繕工事は有償です。築15〜20年の外壁再塗装は200万〜300万円が目安。月1万円の修繕積立をおすすめします。
Q. ヘーベルハウスは寒いって本当ですか?
A. 近年はネオマフォーム断熱材でUA値0.46程度を実現。以前より大幅に改善しています。詳しくはヘーベルハウスの住み心地を参照。
Q. ヘーベルハウスの値引きは可能ですか?
A. 決算期(1〜3月)で3〜8%程度。値引き幅は小さいメーカーですが、複数社見積もりでの交渉は有効です。












