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注文住宅のキッチン選び方ガイド|メーカー比較と後悔しないポイント

注文住宅のキッチン選び方ガイド|メーカー比較と後悔しないポイント

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キッチンは注文住宅で最もこだわりたい設備の一つです。毎日使う場所だからこそ、レイアウト・メーカー・素材選びで後悔したくないもの。しかし「種類が多すぎて選べない」「ショールームに行っても決められない」という声はとても多いです。

この記事では、注文住宅のキッチン選びで押さえるべきポイントをレイアウト・メーカー・設備・費用の4つの観点から徹底解説します。実際の後悔事例やプロの視点からのアドバイスも交えて、あなたにぴったりのキッチンが見つかるようサポートします。

相談者
キッチンのメーカーがたくさんあって、何を基準に選べばいいかわかりません…
住まぽちスタッフ
まずはレイアウトを決めて、その後にメーカーの特徴を比較するのがスムーズです。ショールームで実物を見るのが一番ですよ。

注文住宅のキッチン選びで最初に決めること

注文住宅のキッチン選びで最初に決めること

キッチン選びでは、いきなりメーカーを比較するのではなく、まずは自分の暮らし方に合ったキッチンの方向性を決めることが大切です。以下の3つのステップで進めると、迷いが少なくなります。

1

レイアウト(型)を決める

I型・L型・ペニンシュラ型・アイランド型など、LDKの広さと家事動線に合わせて選ぶ

2

メーカー・グレードを比較する

各メーカーの強み・価格帯・標準仕様との差額を確認する

3

オプション・設備を選ぶ

食洗機・水栓・コンロ・換気扇などの細かい仕様を決める

キッチンのレイアウト5種類と特徴を比較

キッチンのレイアウト5種類と特徴を比較

キッチンのレイアウトは、LDKの広さや家事動線、家族の人数によって最適なタイプが異なります。それぞれの特徴をしっかり理解した上で選びましょう。

レイアウト特徴価格帯おすすめの人
I型壁に沿って一直線に配置50〜150万円コスト重視・コンパクトLDK
L型L字に配置、作業スペース広い80〜200万円料理好き・広いキッチンが欲しい
ペニンシュラ型片側が壁に接したオープンキッチン80〜200万円対面式にしたい・LDK一体型
アイランド型壁から独立した開放的なキッチン100〜300万円開放感重視・来客が多い
II型(セパレート型)シンクとコンロが2列に分離100〜250万円作業効率重視・広い間口

I型キッチンの特徴と向いている人

I型は最もベーシックなレイアウトで、壁付けにも対面式にも対応できる汎用性が魅力です。省スペースで設置できるため、LDKが16畳以下のコンパクトな間取りでも圧迫感なく配置できます。価格も最も手頃で、予算を他の設備に回したい方にもおすすめです。

ペニンシュラ型が注文住宅で一番人気の理由

ペニンシュラ型は片側が壁に接しているため、アイランド型のような開放感を保ちつつ油はねを抑えられるのが特徴です。対面式なのでリビングにいる子どもを見ながら調理でき、子育て世帯を中心に注文住宅で最も人気のレイアウトとなっています。

アイランド型はおしゃれだけど注意点も

壁から完全に独立したアイランド型は、デザイン性が高くホームパーティーにも最適です。ただし、以下の注意点を事前に理解しておく必要があります。

アイランドキッチンの注意点

  • 油はねや水はねが四方に広がりやすい
  • リビングからキッチンの散らかりが丸見えになる
  • 左右に通路スペースが必要なため最低20畳以上のLDKが必要
  • レンジフードの位置・性能に注意が必要
  • 本体価格がI型の1.5〜2倍になることも

レイアウト選びのポイントLDKの広さが16畳以下ならI型かペニンシュラ型、20畳以上あればアイランド型やII型も検討できます。間取り図とセットで検討し、冷蔵庫→シンク→調理台→コンロの動線(ワークトライアングル)が効率的かを確認しましょう。

人気キッチンメーカー6社を徹底比較

人気キッチンメーカー6社を徹底比較

注文住宅で採用される主要キッチンメーカー6社について、それぞれの特徴・価格帯・強みを比較します。

メーカー代表シリーズ価格帯(本体)強み
LIXILリシェルSI / アレスタ50〜200万円セラミックトップの高級感・豊富な収納
クリナップSTEDIA / ラクエラ60〜180万円ステンレスの耐久性・洗エールレンジフード
TOTOザ・クラッソ70〜190万円すべり台シンク・きれい除菌水
タカラスタンダードトレーシア / オフェリア50〜160万円高品位ホーロー・コスパの高さ
PanasonicLクラス / ラクシーナ70〜220万円トリプルワイドコンロ・調理家電連携
トクラスBerry / Bb60〜170万円人造大理石カウンターの美しさ・静音性

LIXIL:デザインと収納のバランスが抜群

LIXILは国内シェアNo.1のキッチンメーカーです。最上位のリシェルSIはセラミックトップが特徴で、熱い鍋を直接置いても傷つかない耐久性が魅力です。中価格帯のアレスタは、収納力と機能性のバランスが良く、注文住宅の標準仕様として採用するハウスメーカーも多いです。

クリナップ:ステンレスへのこだわりと清潔さ

クリナップはキャビネットの内部までステンレスにこだわる唯一のメーカーです。木製キャビネットと違って湿気に強く、カビやニオイが発生しにくいのが特徴です。「洗エールレンジフード」はボタン一つでファンを自動洗浄でき、掃除の手間を大幅に減らせます。

タカラスタンダード:コスパ最強のホーローキッチン

タカラスタンダードの高品位ホーローは、油汚れがサッと拭くだけで落ち、マグネットが付くので壁面収納の自由度が高いのが特徴です。他メーカーの同グレードと比較して価格が1〜2割安い傾向があり、コストパフォーマンスを重視する方に人気です。

Panasonic:家電メーカーならではの先進機能

Panasonicの最大の特徴はトリプルワイドコンロです。3つの鍋を横一列に並べて同時調理でき、作業効率が大幅にアップします。また、IoT家電との連携機能やスリムなデザインも魅力で、先進的なキッチンを求める方に支持されています。

メーカー選びのコツ:ハウスメーカーや工務店ごとに標準仕様のメーカーが決まっていることが多いです。標準仕様のメーカーから選ぶと差額が発生しないため、まずは建築会社の標準仕様を確認しましょう。他メーカーに変更する場合は追加費用(10〜50万円程度)がかかります。

キッチン選びで後悔しない9つのポイント

実際にキッチンを使い始めてから「こうすればよかった」と後悔する方は少なくありません。後悔しやすいポイントを事前に押さえておきましょう。

1. ワークトップの高さは身長に合わせる

ワークトップの高さは「身長÷2+5cm」が基本の目安です。高すぎると肩が疲れ、低すぎると腰痛の原因になります。JIS規格では80cm・85cm・90cmの3段階が一般的ですが、メーカーによっては1cm刻みで調整可能です。ショールームでは靴を脱いだ状態で実際に立って確認しましょう。スリッパの厚さも考慮すると、より正確な高さがわかります。

2. 収納量は「今+将来」で考える

現在の食器・調理器具の量だけでなく、家族が増えた場合や子どもの成長に伴う食器の増加も見越して選びましょう。引き出し式の収納は奥まで使えて容量が大きいのでおすすめです。特に足元の収納(フロアキャビネット)は開き扉より引き出しタイプの方が収納効率が約1.5倍になります。

3. 掃除のしやすさを最優先に考える

毎日の掃除のしやすさは長期的な満足度に直結します。特に以下の3箇所は入居後に差が出るポイントです。

  • レンジフード:自動洗浄機能付きなら掃除の頻度が大幅減(クリナップの洗エール、Panasonicのほっとクリーン等)
  • コンロ:IHはフラットで拭きやすい。ガスの場合はガラストップを選ぶと汚れが落ちやすい
  • シンク:人造大理石は見た目が美しいが着色しやすい。ステンレスは手入れが楽で清潔

4. ワークトライアングルを意識した配置にする

冷蔵庫・シンク・コンロの3点を結ぶ三角形を「ワークトライアングル」と呼びます。この3辺の合計が360〜660cmに収まると、効率的に作業できるとされています。キッチンのレイアウトだけでなく、冷蔵庫の置き場所も含めて間取り段階で計画しましょう。

5. コンセントの位置と数を計画する

調理家電(電子レンジ、トースター、炊飯器、ミキサー、電気ケトル等)の数に合わせて、コンセントは多めに配置しましょう。キッチンカウンター上に最低4〜6口、背面収納側にも4口以上が目安です。後から追加するのは壁を開ける工事が必要になるため、新築時に多めに設置するのがベストです。

6. ゴミ箱スペースを設計段階で確保する

見落としがちなのがゴミ箱の置き場です。燃えるゴミ・プラスチック・缶瓶・ペットボトルなど分別用に3〜4個のゴミ箱が必要になります。キッチン背面のカップボード下や、キッチン横のパントリー内にゴミ箱スペースをあらかじめ設計に組み込んでおきましょう。

7. 食洗機のサイズは深型を選ぶ

「小さめで十分」と思っても、実際に使い始めると大容量タイプ(深型)にしておけばよかったという声が圧倒的に多いです。浅型と深型の差額は5〜10万円程度ですが、フライパンや大皿がそのまま入る深型は洗い物の手間が大幅に減ります。予算が許せば、海外製の大容量食洗機(ミーレ、ボッシュ等)も検討の価値があります。

8. 通路幅は作業スタイルに合わせて決める

キッチンの通路幅は一人で使うなら80〜90cm、二人で使うなら100〜120cmが目安です。狭すぎると作業しにくく、広すぎると反対側の棚に手が届かなくなります。ペニンシュラ型やアイランド型は特に通路幅の確保が重要になるため、間取り段階でしっかり検討しましょう。

9. 必ずショールームで実物を確認する

カタログやネットの写真だけでは、素材の質感や使い勝手はわかりません。最低2〜3社のショールームを訪問し、実際に触って比較してください。ショールームでは以下の点を確認しましょう。

  • ワークトップの高さと素材の質感
  • 引き出しの開閉のスムーズさ・収納量
  • シンクの大きさと水はねの感覚
  • レンジフードの操作性と音の大きさ
  • 水栓の使い勝手(タッチレスの反応速度など)

IHとガスコンロの選び方|注文住宅ではどちらがおすすめ?

IHとガスコンロの選び方|注文住宅ではどちらがおすすめ?

キッチン選びで必ず迷うのがIHクッキングヒーターとガスコンロのどちらにするかです。それぞれのメリット・デメリットを比較します。

比較項目IHクッキングヒーターガスコンロ
掃除のしやすさ◎ フラットで拭くだけ△ 五徳の掃除が必要
安全性◎ 火を使わない・自動消火○ ガス漏れ検知あり
火力○ 高火力対応モデルあり◎ 直火で高火力
調理器具△ IH対応のみ使用可能◎ 全ての鍋・フライパン可
停電時× 使用不可◎ 乾電池着火で使用可
光熱費○ オール電化で安くなる傾向○ ガス併用で柔軟
初期費用20〜40万円10〜30万円

選び方の結論掃除のしやすさと安全性を重視するならIH本格的な調理にこだわるならガスがおすすめです。オール電化住宅や太陽光発電を導入する場合はIH一択です。最近はIHの火力も進化しており、家庭料理であればIHで十分対応できます。

キッチンのワークトップ(天板)素材の選び方

キッチンのワークトップ(天板)素材の選び方

ワークトップの素材は、見た目の印象だけでなく耐久性・お手入れのしやすさ・価格に大きく影響します。

素材特徴価格帯お手入れ
ステンレスプロの厨房でも使用される定番素材標準〜中◎ 汚れに強い・衛生的
人造大理石色柄が豊富でインテリアに合わせやすい○ 着色に注意が必要
セラミック熱・傷・汚れに最も強い最上位素材◎ ほぼメンテナンスフリー
天然石(御影石)高級感のある重厚な質感△ シミになりやすい

最もコスパが良いのはステンレスです。汚れや熱に強く、清潔を保ちやすいため、機能性重視の方におすすめです。デザイン性を重視するなら人造大理石やセラミックが人気ですが、セラミックはLIXILのリシェルSI限定となるため、予算と合わせて検討しましょう。

キッチンの費用相場と予算の考え方

キッチンの費用相場と予算の考え方

システムキッチンの費用は、本体価格+設置工事費+オプション費用で構成されます。

グレード本体価格設置工事費合計目安
スタンダード50〜100万円20〜40万円70〜140万円
ミドルグレード100〜180万円30〜50万円130〜230万円
ハイグレード180〜300万円40〜60万円220〜360万円

キッチン費用を抑える3つのコツ

キッチンの費用は工夫次第で数十万円の差が出ます。以下のポイントを押さえましょう。

  1. 標準仕様から選ぶ:ハウスメーカーの標準仕様メーカーを選べば差額ゼロ。オプションで部分的にグレードアップする方がコスパが良い
  2. 本当に必要なオプションだけに絞る:タッチレス水栓(+5〜8万円)、食洗機深型(+5〜10万円)など、毎日の使い勝手に直結するものを優先
  3. 背面収納(カップボード)はメーカー品以外も検討:キッチン本体と同じメーカーで揃えると統一感がある反面、価格が高め。造作家具や家具店の製品も選択肢に入れると費用を抑えられる

注文住宅の総額と坪単価も参考に、全体予算の中でキッチンにかけられる金額を決めましょう。見積もりの落とし穴と予算オーバー原因もあわせて確認してください。

キッチン選びの実際の後悔事例と対策

キッチン選びの実際の後悔事例と対策

注文住宅のキッチンで多い後悔事例と、その対策をまとめました。

後悔1:「アイランドキッチンにしたけど散らかりが目立つ」

オープンなアイランドキッチンはおしゃれですが、リビングから調理中の散らかりが丸見えになります。来客時にストレスを感じるケースも。対策として、腰壁(立ち上がり)を15〜20cm設けると、手元を隠しつつ開放感も保てます。

後悔2:「食洗機を浅型にしてしまった」

浅型食洗機はフライパンや大きな鍋が入らないため、結局手洗いが多くなりがちです。深型にするだけでなく、フロントオープン式の海外製食洗機(ミーレ、ボッシュ等)も検討する価値があります。ただしビルトインサイズが異なるため、設計段階で決める必要があります。

後悔3:「コンセントが足りない」

新しいキッチン家電が増えるたびにタコ足配線になる家庭は多いです。カウンター上に最低6口、できれば8口のコンセントを計画しておくと安心です。USBポート付きコンセントも便利です。

後悔4:「通路が狭くてすれ違えない」

通路幅80cmだと一人で使う分には問題ありませんが、家族がすれ違うのは困難です。二人以上で使う機会がある場合は最低100cm以上を確保しましょう。

要注意:キッチンの仕様変更は着工後は基本的にできません。特にレイアウト変更は配管工事に影響するため、契約前に十分に検討しましょう。

よくある質問

Q. キッチンのメーカーはハウスメーカー指定?自由に選べる?

A. ハウスメーカーによって標準仕様のメーカーが決まっていることが多いですが、オプションで他メーカーに変更可能な場合がほとんどです。差額が発生するため、事前に確認しましょう。標準仕様内でオプションを追加するのが最もコスパの良い選び方です。

Q. アイランドキッチンのデメリットは?

A. 油はねが広がりやすい散らかりが目立つ費用が高い広いLDKが必要の4点が主なデメリットです。腰壁を設けたり、高性能なレンジフードを選ぶことでデメリットを軽減できます。

Q. IHとガスコンロ、どちらがおすすめ?

A. 掃除のしやすさ・安全性ならIH火力・調理の自由度ならガスです。オール電化住宅を検討中ならIH一択です。最近のIHは火力も十分で、家庭料理には問題なく対応できます。

Q. 食洗機は標準で付いている?浅型と深型どちらがいい?

A. 多くのハウスメーカーで食洗機は標準仕様ですが、浅型が標準の場合が多いです。深型へのグレードアップは5〜10万円程度で、フライパンや大皿も洗えるため後悔が少ないです。

Q. キッチンの天板(ワークトップ)はどの素材がおすすめ?

A. 機能性重視ならステンレスデザイン重視なら人造大理石予算に余裕があればセラミックがおすすめです。セラミックは熱にも傷にも強く、メンテナンスが最も楽です。

Q. キッチンのリフォームは何年後に必要?

A. システムキッチンの寿命は15〜20年が目安です。水栓やコンロなど部分的な交換は10年前後で必要になることがあります。ステンレスキッチンは耐久性が高く、長持ちする傾向があります。注文住宅の維持費もあわせて確認しましょう。

Q. キッチンの向きは北と南どちらがいい?

A. キッチンの向きに正解はありませんが、北向きは直射日光が入らず食材が傷みにくいメリットがあります。南向きは明るいですが、夏場は暑くなりやすいです。窓の位置や換気計画とセットで考えましょう。

この記事のまとめ

  • キッチン選びはレイアウト→メーカー→設備・オプションの順番で決めるとスムーズ
  • レイアウトはLDKの広さと家事動線から選ぶ(16畳以下ならI型・ペニンシュラ型推奨)
  • メーカーは標準仕様をベースに、収納力・掃除しやすさ・素材で比較する
  • ショールームで実物を確認してから決めるのが鉄則(最低2〜3社)
  • 後悔ポイントは食洗機のサイズ・コンセント数・通路幅・ワークトップの高さ
  • 費用はスタンダードで70〜140万円、ハイグレードで220〜360万円が目安

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