「タマホームって安いって聞くけど、実際に30坪で建てたら総額いくらになるの?」
ネットで坪単価を調べても、40万円と書いてあるサイトもあれば70万円と書いてあるサイトもある。結局、自分の場合はいくらかかるのか、さっぱりわからない。
住まぽちへのLINE相談でも、タマホームの費用に関する質問は毎月トップ3に入るほど多い。特に多いのが「本体価格以外にどれくらいかかるのか見えない」という不安の声だ。
結論から言うと、タマホームで30坪の家を建てた場合の総額は約2,000万〜2,700万円が目安。ただし、この幅が生まれる理由こそが、タマホームの見積もりを理解するカギになる。
タマホームの坪単価はいくら?2026年の最新相場
タマホームの坪単価は、商品シリーズによって大きく異なる。2026年時点の目安は以下の通り。
| 商品シリーズ | 坪単価の目安 | 30坪の本体価格 |
|---|---|---|
| シフクノいえ | 40万〜50万円 | 1,200万〜1,500万円 |
| 大安心の家 | 55万〜70万円 | 1,650万〜2,100万円 |
| 大安心の家 PREMIUM | 65万〜80万円 | 1,950万〜2,400万円 |
| 木望の家(3階建て) | 70万〜85万円 | 2,100万〜2,550万円 |
ここで注意したいのが、この坪単価はあくまで「建物本体価格」だけということ。実際に住める状態にするには、ここに付帯工事費や諸費用が上乗せされる。
タマホームの主力商品「大安心の家」で30坪を建てた場合、本体価格は約1,800万円前後。ここから総額がどう膨らんでいくのかを見ていこう。
【住まぽち利用者の実例】タマホーム30坪の見積もり内訳
住まぽちを通じてタマホーム「大安心の家」で建てたSさん(30代・千葉県・共働き・子ども1人)の見積もり内訳を紹介する。
「最初に展示場で聞いた坪単価は58万円。30坪で1,740万円かと思っていたんですが、最終的な総額は2,480万円でした。えっ、700万円も違うの?って正直びっくりしました」
住まぽち利用者 Sさん(30代・千葉県・32坪・大安心の家)
Sさんの見積もり内訳(実際の金額をもとに概算で掲載)
| 費用項目 | 金額 | メモ |
|---|---|---|
| 建物本体工事費 | 約1,780万円 | 大安心の家・32坪 |
| 付帯工事費 | 約420万円 | 地盤改良80万円含む |
| 諸費用 | 約180万円 | ローン手数料・登記等 |
| オプション | 約100万円 | キッチン変更・コンセント増設等 |
| 合計(土地代除く) | 約2,480万円 |
見積書の読み方ポイント
タマホームの見積書は「建物本体工事」「付帯工事」「諸経費」の3つの大項目に分かれている。注意すべきは「付帯工事」の中身。地盤改良費は「概算」で入っていることが多く、地盤調査後に金額が確定する。Sさんの場合も、当初の概算30万円が調査後に80万円に増えた。また「外構工事」は付帯工事に含まれず、別見積もりになるケースがほとんど。見積書をもらったら「この見積もりに含まれていないものは何ですか?」と必ず確認しよう。
付帯工事費の内訳|ここが一番ブレる
付帯工事費は、土地の条件や地域によって大きく変動する。タマホームの場合、以下の項目が付帯工事に含まれることが多い。
- 地盤改良工事:0円〜150万円(地盤調査の結果次第で大きくブレる)
- 屋外給排水工事:50万〜80万円
- 仮設工事:30万〜50万円
- 外構工事:100万〜250万円(駐車場・フェンス・植栽など)
- 浄化槽設置:0円〜50万円(下水道が整備されていない地域のみ)
地盤改良費は「実費精算」が基本
タマホームでは地盤改良費を見積もり段階では概算で入れるケースが多い。実際に地盤調査をしてみたら「柱状改良で100万円」と言われるケースも珍しくない。土地を決める前に、その土地の地盤データを営業担当に確認しておくことをおすすめする。
諸費用の内訳
- 住宅ローン関連費用:50万〜80万円(保証料・事務手数料・印紙税)
- 登記費用:30万〜50万円(所有権保存・抵当権設定)
- 火災保険・地震保険:20万〜40万円(5年一括)
- 各種申請費用:10万〜20万円(建築確認申請・中間検査等)
- 水道加入金:10万〜30万円(自治体による)
オプション費用|標準仕様で満足できるか?
タマホームの強みは標準仕様のコスパの良さ。だが、それでもオプションを追加する人がほとんど。
「標準のキッチンも悪くなかったんですが、妻がどうしてもリクシルのリシェルにしたくて。キッチンだけで50万円アップでした。あとコンセントを12箇所追加して、それが意外と地味に効いて合計で5万円くらい。小さい追加の積み重ねが怖いです」
住まぽち利用者 Sさん
よく追加されるオプションとその目安金額は以下の通り。
| オプション | 金額の目安 |
|---|---|
| キッチンのグレードアップ | 30万〜80万円 |
| 浴室の変更(1.25坪タイプ等) | 15万〜40万円 |
| 床材の変更(無垢材等) | 20万〜50万円 |
| コンセント増設(1箇所あたり) | 3,000〜5,000円 |
| 窓の追加・変更 | 5万〜15万円/箇所 |
| 外壁タイル貼り | 50万〜100万円 |
| 太陽光パネル設置 | 80万〜150万円 |
タマホームと他社ハウスメーカーの30坪総額を比較
「タマホームは安い」とよく言われるが、実際に他社と比べるとどの程度の差があるのか。30坪・2階建てで比較してみよう。
| ハウスメーカー | 坪単価の目安 | 30坪の総額目安 |
|---|---|---|
| タマホーム | 55万〜70万円 | 2,200万〜2,700万円 |
| アイ工務店 | 60万〜75万円 | 2,400万〜2,900万円 |
| 一条工務店 | 70万〜85万円 | 2,800万〜3,300万円 |
| 住友林業 | 85万〜110万円 | 3,400万〜4,200万円 |
| 積水ハウス | 90万〜120万円 | 3,600万〜4,500万円 |
この比較表の「総額」は本体価格+付帯工事費+諸費用+一般的なオプションを含んだ目安。土地代は含まない。同じ30坪でも、タマホームと積水ハウスでは1,000万円以上の差が出る。
ただし、安いからといって品質が劣るわけではない。タマホームは年間着工棟数が約1万棟を超える大手ハウスメーカーで、スケールメリットによる資材の大量仕入れでコストを抑えている。長期優良住宅にも対応しており、構造や耐震性は大手と遜色ない。
タマホームの見積もりで注意すべき3つのポイント
1. 「コミコミ価格」の中身を確認する
タマホームの広告やチラシで見かける「コミコミ〇〇万円」という表記。これは本当にすべて込みなのか?
実は、タマホームの「コミコミ価格」には外構工事やカーテン・照明、エアコンが含まれていないケースがほとんど。「コミコミ」の範囲を営業担当に必ず確認しよう。
2. 値引き交渉のタイミングと限界
タマホームは値引きに応じてくれるメーカーの一つ。ただし、値引きの幅には限界がある。
- 決算期(3月・9月)は値引きが通りやすい
- 一般的な値引き幅は本体価格の3〜5%程度(30坪なら50万〜100万円程度)
- オプション無料サービスという形の「実質値引き」も多い
「住まぽちさんに相談したら『3月の決算前に契約交渉したほうがいい』と言われて。実際に3月契約で80万円の値引きとカーテン・照明のサービスがつきました。言わなかったら定価で契約してたと思います」
住まぽち利用者 Tさん(30代・埼玉県・30坪・大安心の家)
3. 追加費用が発生しやすい項目を事前に把握する
契約後に「これは別料金です」と言われるパターンで多いのがこの3つ。
- 地盤改良費:契約時は「概算」で入っており、地盤調査後に金額が確定する
- 外構工事費:タマホームの見積もりには含まれていないことが多い。外構は外注業者に直接依頼したほうが安くなるケースもある
- インテリア関連費:カーテン・照明・エアコン・家具は別途30万〜80万円を見ておく必要がある
予算管理のコツ
タマホームの見積もりを受け取ったら、本体価格の30〜40%を上乗せした金額が「本当の総額」と考えておくと、予算オーバーを防ぎやすい。本体価格1,800万円なら、総額は2,340万〜2,520万円を想定しておこう。
【現場の視点】営業マンが教えてくれないタマホームの見積もり事情
住まぽちの住宅建築コーディネーターとして、タマホームの見積もりについて「営業マンからは聞きにくいけど知っておくべきこと」を3つ共有する。
① 見積もりは「営業担当によって差がある」
タマホームは展示場ごとに見積もりの出し方に差がある。同じ「大安心の家30坪」でも、A展示場では1,750万円、B展示場では1,850万円と100万円近い差が出ることがある。これはオプションの含め方や概算の取り方の違いが原因。複数の展示場で見積もりを取るだけでも、数十万円の差が見えることがある。
② 「標準仕様」の中身は時期で変わる
タマホームは標準仕様を頻繁にアップデートしている。2025年に標準だった設備が2026年にはオプション扱いになっているケースもある(逆もある)。ネットの口コミで「標準で〇〇がついていた」という情報を見ても、それが今の標準仕様かどうかは必ず確認が必要。
③ 外構は「先に概算を取っておく」が鉄則
タマホームの見積もりには外構が含まれていないことが多い。住まぽちの相談データでは、タマホームで建てた人の外構費用の平均は約150万円。この金額を最初から予算に入れておかないと、引き渡し後に「外構の予算が残っていない」という事態になる。
ハウスメーカー選びに疲れたら|窓口を1つにする方法
タマホームの見積もりを取って、他社とも比較して……。ここまで読んで「正直もう疲れた」と感じている人もいるかもしれない。
実際、住まぽちへのLINE相談で最も多い悩みの一つが「何社も回るのがしんどい」「展示場に行くたびに営業電話が来る」というもの。
タマホーム含め、複数のハウスメーカーを検討する際に窓口を1つにまとめることで、以下のメリットがある。
- 各社からの営業電話が来ない
- 同じ条件で横並び比較ができる
- 「断る」連絡も代行してもらえる
- LINEでやり取りが完結するので、展示場に何度も足を運ばなくていい
タマホームの見積もり、他社とどう比較すればいい?プロに無料で相談できます
LINEで無料相談するタマホーム30坪の住宅ローン|月々の返済はいくら?
タマホームで30坪の家を建てた場合、月々の返済額はどれくらいになるのか。総額2,500万円を借り入れた場合でシミュレーションしてみよう。
| 条件 | 変動金利 0.5% | 固定金利 1.8% |
|---|---|---|
| 借入額 | 2,500万円 | 2,500万円 |
| 返済期間 | 35年 | 35年 |
| 月々の返済額 | 約64,900円 | 約80,600円 |
| 総返済額 | 約2,726万円 | 約3,385万円 |
変動金利なら月々約6.5万円、固定金利でも約8万円。これは30代共働き世帯であれば、家賃並みの負担で収まるケースが多い。
世帯年収の目安
一般的に、住宅ローンの年間返済額は世帯年収の25%以内が安全圏とされている。月々6.5万円(年間78万円)なら世帯年収312万円以上、月々8万円(年間96万円)なら世帯年収384万円以上が目安になる。
よくある質問
Q. タマホームの30坪の本体価格はいくらですか?
A. 主力商品「大安心の家」の場合、30坪の本体価格は約1,650万〜2,100万円が目安です。坪単価55万〜70万円で計算できます。ただし、これは建物本体のみの価格で、付帯工事費や諸費用は含まれていません。
Q. タマホームの総額が本体価格よりも高くなるのはなぜですか?
A. 本体価格には、地盤改良・屋外給排水・外構工事などの付帯工事費、住宅ローンの手数料や登記費用などの諸費用が含まれていません。これらを合わせると、本体価格の30〜40%が上乗せされるのが一般的です。住まぽちの利用者データでは、タマホームの本体価格と総額の差は平均500万〜700万円です。
Q. タマホームで値引きは可能ですか?
A. 可能です。決算期(3月・9月)が値引き交渉に最も有利なタイミングです。値引き幅は本体価格の3〜5%程度が一般的で、30坪なら50万〜100万円程度の値引きが期待できます。複数社の見積もりを持って交渉するとより効果的です。
Q. タマホームの「コミコミ価格」には何が含まれていますか?
A. コミコミ価格には通常、建物本体工事と基本的な付帯工事が含まれますが、外構工事・カーテン・照明・エアコンは含まれていないことがほとんどです。「コミコミ」の範囲は商品やキャンペーンによって異なるため、必ず営業担当に確認してください。
Q. タマホームの地盤改良費はいくらかかりますか?
A. 地盤の状態によって0円〜150万円と大きく異なります。タマホームでは地盤改良費を「実費精算」とすることが多く、契約時点では概算で見積もりに組み込まれます。住まぽちの利用者Sさんの場合、概算30万円が調査後に80万円に増えた事例もあります。土地を決める際に、地盤データを事前確認しておくことをおすすめします。
Q. タマホームは他のローコストメーカーと比べてどうですか?
A. タマホームは年間着工棟数1万棟超の実績があり、ローコストメーカーの中でもトップクラスの規模です。スケールメリットによる価格の安さと、長期優良住宅対応の品質を両立している点が強み。標準仕様の充実度ではタマホームが一歩リードしています。
Q. タマホームで30坪の家を建てる場合、月々の返済額はいくらですか?
A. 総額2,500万円を35年ローンで借りた場合、変動金利0.5%で月々約64,900円、固定金利1.8%で月々約80,600円が目安です。頭金なしのフルローンでも、30代共働き世帯なら無理なく返済できる水準です。












